地理歴史好きひさちゃんのブログ

生まれた頃から地理が好き 主に地理、道路、災害情報、歴史について発信しています

イラン軍誤射について思うこと

お亡くなりになられた方々にお悔やみ申し上げます

なぜ誤射が起きたのか考えてみました

事件概要

イランの首都テヘラン近郊で起きたウクライナ国際航空の旅客機墜落で、誤射を認めたイラン革命防衛隊の幹部が11日、国営テレビを通じて経緯を説明した。防空システムの操作員が旅客機を米軍の巡航ミサイルと誤認し、許可を得ないまま短距離ミサイルを発射したという。革命防衛隊の責任を全面的に認め、報告を受けた際は「死んだ方がましだと思った」などと語った。

会見した革命防衛隊の航空部隊を率いるハジザデ司令官は、墜落の起きた8日には誤射を把握し、上層部に報告していたと明らかにした。イランは11日朝に声明を公表するまで墜落は機体のトラブルが原因だと主張し、誤射の可能性を指摘する欧米などに対し「真っ赤なウソだ」などと反発していた。

ハジザデ氏の説明によると、8日午前2時ごろにイラクの米軍駐留拠点2カ所を空爆したイラン側は「全面戦争」に備えて警戒を高めていた。同日午前6時ごろ、ウクライナ機を米軍のミサイルと誤認した防空システムの操作員は、通信が途絶していたため司令部と連絡が取れずに発射を決断した。決断には10秒ほどの時間しかなかったという。

革命防衛隊は米国との軍事的緊張が落ち着くまでイラン国内で民間機の運航を差し止めるよう求めていたが、認められなかったとも明らかにした。

ウクライナ外務省によると、ウクライナ機の墜落でイラン人82人を含む乗員・乗客176人全員が死亡した。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54329670S0A110C2I00000/

 

所感

イラン軍の練度不足が露呈

(イラン国軍と革命防衛隊は指揮系統が別ですが便宜上両方合わせてイラン軍とします)

ペルシャ湾憲兵」とまで言われた中東最強の軍隊がこの程度かと

しかも精鋭の革命防衛隊がミス

他は推して知るべしといったところでしょうか

 

防空システムの操作員は、通信が途絶していたため司令部と連絡が取れずに発射を決断した

最高度の警戒態勢下で敵から攻撃を受けたわけでもないのに通信が途絶していたとはどういうこと・・・?

メンテナンスや訓練してないの?

 

こないだ報復にイラクの米軍基地を精密爆撃してましたがあれは標的が定まっていますから必中なのは当たり前ですからね

 

確かに緊張が高まっていた為おきた誤射とも言えなくはないですが

司令部との通信途絶などありえない

 

平時でも起きる誤射

ちなみに米軍は平時でも誤射しまくりです

 

米軍、被ばく恐れ環境調査せず 沖縄・鳥島劣化ウラン弾誤射 政府の説明と矛盾 

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/417133

 

 

米軍・核ミサイル、沖縄で1959年誤発射!爆発なら【那覇は吹き飛んでいた】いま日本列島の米軍に核兵器はないのだろうか!NHKスペシャル「スクープドキュメント沖縄と核」米兵1人が即死、5人が負傷

http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/daef7b022ac80d2d9c1577ae99e519e2

 

 

【マレーシア機撃墜】

過去にも緊張下で民間機に被害 ウクライナ軍誤射

2014年7月

2001年にはロシアのシベリア航空機がウクライナ軍の地対空ミサイルの誤射で黒海に墜落。当時のウクライナのクチマ大統領は「こんなこと(誤射)は世界のどこでも起きうる」などと発言

 

 

米軍機が住宅に墜落したり、落下した燃料タンクで6歳の男児が死亡したりする事故もあった。旧勝田市の調査などによると、1946年から1970年までに起きた誤射・誤爆などは、確認されただけで155件に上り少なくとも住民5人が死亡している。

https://news.yahoo.co.jp/feature/752

 

 

戦死より自殺が多い米軍。しかも戦死者の1割前後がフレンドリーファイヤ(味方による攻撃)911への義憤でイラク出征を志願した元NFL選手パット・ティルマンも誤射死。ティルマンのケースもペンタゴンは隠蔽していたので実際はもっと多いという噂も

 

 まとめ

米国による緊張が高まりイラン軍の練度不足によって起きた事故

一方米軍の練度もたいしたことはない

民間航空機誤射は過去にもある

 

あらためて犠牲者のご冥福をお祈り申し上げます

 

関連記事

 

chirirekishizukihisachan.hatenablog.com

chirirekishizukihisachan.hatenablog.com

chirirekishizukihisachan.hatenablog.com

 最後まで読んでいただきありがとうございます