地理歴史好きひさちゃんのブログ

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首里城はかつて32軍司令部だった

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首里城(32軍司令部跡)那覇市観光資源データベースより

朝突然飛び込んできた首里城焼失のニュース

 

けが人がいなかったようなのでそれだけが幸いです

 

首里城を訪れたことがあり、中も見学したことがあります

「新品のようにきれいだなあ」と思ったもんです

当たり前ですね。復元したのだから

 

平成になってからの復元したものとはいえ非常に残念です

再度復元となるのでしょうが

昔の復元のときでさえ瓦職人が少なかったとのことなので

再復元できるかどうか心配です

 

さて本題

首里城はかつて32軍司令部だった

 

32軍とは沖縄防衛を担当していた日本軍のことです

確かに首里城は丘の上にあり、海上浦添、嘉手納方面が一望でき

かつ丘の上にもかかわらず水の確保が容易でした

 

ここを司令部にしたのも納得できました

 

首里城に来て、北側の眺めを見たとき

ああここで32軍司令部の方々はここで指揮を執っていたんだなあと

思ったもんです

 

そして何を思い、1945年4月1日ここで景色を眺めていたのか

海上には米海軍が殺到していたのが見えたはず

 

32軍としては首里城から離れず、首里城を枕に討ち死にするつもりだったようです

しかし実際は首里城を放棄し、南部へ撤退しました

 

 

 

以前知り合いの教師が沖縄に沖縄戦の勉強兼旅行をしたときのこと

 

首里城に行ってたらしいので「32軍司令部壕行ったの?」と聞くと

「えっなにそれ?」みたいな反応でした

 

沖縄戦を教える教師ですら知らないのかと驚き、これを書いてみました

 

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